液晶LEDテキスタイルで魅せる持続可能性と未来性
デザイナーの森永邦彦が手がけるブランドのANREALAGE(アンリアレイジ)が、「TOKYO GX ACTION CHANGING ~未来を変える脱炭素アクション~」の一環として、2025年5月17日(土)にショーを開催した。
今回はANREALAGEが追求し続ける、ファッションとテクノロジーの融合による持続可能性と未来性の表現や姿勢を披露。
「ANREALAGE 2025 PARIS - TOKYO COLLECTION」と題された本ショーでは、2025年秋冬パリコレクションで発表した液晶LEDテキスタイルを用いたピースも登場した。クリエイティブ集団のMPLUSPLUS(エムプラスプラス)との協業によって誕生した洋服たちは、リモート操作でパターンを自由に組み換えることができ、その未来性を改めて強く意識させた。
さらに今後はアップデートができるデザインや、ダウンロードとインストールが可能な服へと拡張するビジョンも見据えているという。
これは固定されたデザインからの解放だけでなく、大量生産・大量消費の循環に依存するファッション業界への問いでもある。テクノロジーを用いて、洋服の在り方に新たな可能性が垣間見えるショーとなった。
[INFORMATION]
ANREALAGE
https://www.anrealage.com/