ATTACHMENTとVEIN がRakuten Fashion Week TOKYOで合同ランウェイショーを開催
2023.03.16

両ブランドのデザインを手掛ける榎本光希が掲げたのは“NEW NORMAL”

Text Yukihisa Takei

2023年3月15日(金)、新国立競技場においてRakuten Fashion Week TOKYO ATTACHMENT/VEIN Fall-Winter 2023-2024ランウェイショーが開催された。

VEINのデザイナーであった榎本光希が、2022A WコレクションよりATTACHMENTのデザイナーを引き継ぎ、両ブランドのデザインを手掛けるようになったことは記憶に新しいが、今回も2ブランド合同でランウェイを構成。榎本は、コンセプトが異なる2つのブランドの共通テーマとして”NEW NORMAL“を掲げた。

ATTACHMENT においては、ブランドの中でもアイコニックなアイテムであるノーカラーコートに代表される襟元のカッティングなどを踏襲しながら、合繊と天然繊維を織り交ぜた多様なファブリックや、ピアス付きのウールシャツとニット、木製品の木目を利用したヘリンボーン柄などを披露。アメリカのビジュアルアーティスト、ロニ・ホーンの『鳥葬』における「人と自然の距離」の視覚化もコレクションに内包している。

VEIN は、デザイナー自身が惹き寄せられたピエール・スーラジュ、アニッシュ・カプーアなどのアート作品をもとに、Illusion of your eyes(幻視)”というテーマを設けたコレクション。

ジップアップカーディガン、カバードトレーナー、ドローコードのディテールといった継続デザインのほか、グラデーションジャカードデニムを使用したリサイズデニム、手染めのウールギャバ、生地をシュリンクさせたブルーシャツなど、生地の多様さも感じられるコレクションとなっていた。

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