
日本へのオマージュが息づく、新たな"夢の王国"
Dior(ディオール)が、日本との揺るぎない絆を継承する新たな拠点として、東京・代官山に「ディオール バンブー パビリオン」をオープンする。文化と匠の技が交差するこの特別な場所は、訪れる人々を、現代に生まれ変わったDiorの"夢の王国"へと誘う。
1947年よりメゾンの運命を導いてきた“幸運の星”に見守られるかのように設えられた建築は、パリ本店「30 モンテーニュ」のファサードを、日本の竹林に着想を得たゴールドのバンブーで再解釈。夜には幻想的にライトアップされ、代官山の街に静かな輝きを放つ。
植物に囲まれた空間は訪れる人を瞑想的な散策へと導き、プラントハンター・西畠清順による禅をテーマにした庭園やテラス、ガラスの鯉が泳ぐ池、そしてフラワーアーティスト・東信が手がけたブティック内のグリーンオアシスなど、日本文化への深い敬意が随所に表現されている。クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が愛した自然の美しさに捧げるオマージュとして、1,800平方メートルを超える壮大な空間には、数えきれないほどの植物が息づく。
これまでにない規模の中央スペースを中心に、館内ではジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)によるメンズとウィメンズのプレタポルテをはじめ、レザーグッズやシューズ、アクセサリーやファインジュエリー、さらにはメゾンを象徴するクリエイションのためのオーダーメイドルームまで、Diorの多彩な世界観が展開される。
それぞれのスペースは、時代を超越したシンプルさとモダンさが融合したムードを醸し出し、天然の素材と洗練されたカラーパレットによってその魅力がさらに引き立てられる。
さらにスターやヴェルサイユ様式の寄木細工のフローリングといった、Diorのコードが日本の職人技と融合。天井や壁には和紙が詩情豊かにあしらわれ、エンボス加工がパリのモールディングを想起させる。提灯はメゾンのアイコンである「レディ ディオール」バッグのフォルムを象り、TAKT PROJECTや太田翔、柴田あゆみ、we+、光井花、CHIKAKENといった現代デザイナーたちの作品が、空間に繊細なアクセントを添える。
「バー」スーツから「ジュノン」ドレスまで、メゾンを代表するクリエイションが展示されるこのパビリオンは、単なるブティックの枠を超え、Diorの歴史と精神を巡る体験へと昇華。併設される「カフェ ディオール」では、フランス料理と“アール ドゥ ヴィーヴル(暮らしの美学)”を体現した、シェフのアンヌ=ソフィー・ピック(Anne-Sophie Pic)が考案したエクスクルーシブなメニューが提供さる。
パリから東京へ、ディオールの夢が壮麗に結実した「ディオール バンブー パビリオン」。2026年2月12日(木)のオープンを心待ちにしたい。